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市長退任に関しましてみなさまへのメッセージ

 令和7年10月31日、私が市長として招集した伊東市議会の臨時会にて2度目の不信任案が可決される運びとなりました。

よって同日付10月31日に私は失職となり、伊東市長の職を退任となりましたことをみなさまにご報告申し上げます。


振り返れば5月、伊東市政刷新の大きな期待を託されて登庁し、僅か5ヶ月という短い期間でこのたびの退任となりました。私の誤った学歴が市の広報誌「広報いとう」に掲載されたことに端を発し、このような結果となったことは私の不徳の致すところであります。市民のみなさま、関係者のみなさまに多大なるご迷惑とご心配をおかけ致しましたこと、みなさまのご期待に添えず退任となったことについて、この場をお借りして改めて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。



 みなさまとの公約を果たすべく、5月の就任翌日には新図書館建設事業の入札を停止し建設を取りやめました。又、新図書館建設の為の予算をカットして、実質、新図書館建設事業を廃案にすべく補正予算を組みましたが、伊東市議会令和7年6月定例会にてこの建設予算を削減した補正予算案は議会で否決となり、「国からの補助金は他に使える可能性がある」という不確定な理由のもとに、新図書館建設事業の復活予算が議会で可決となり、これによって、建設の為の予算は当初の予定通り確保された状態で今日に至っています。


 奇しくも、次の伊東市長選挙候補者の有力候補者の1人が「図書館建設はゼロベースで見直す」という表明をしました。これは形を変えた新図書館建設計画がこの先復活するかもしれないという疑念をより明確に示唆しています。同時に、先の伊東市議会議員選挙で立候補した古川勇貴候補が百条委員会を傍聴し「百条委員会が図書館建設計画再開の舞台になっている」と指摘しましたが、組織立った計画的な動きがみなさんの民意を受けて廃案になるはずだった新図書館建設計画を復活させ、建設に向けて動いているのだとすれば、これはまさにこの町の、改革すべき利権としがらみの構図の象徴なのではないかと考えます。


次の市長選挙とともに引き続き、新図書館建設事業の行方にも刮目していただきたいと切に願います。


私たちの地域、私たちのまちに真の意味で「市民の為の市政の実現」が灯る日を信じて。


令和7年10月31日

                                       田久保眞紀





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